NATIONAL オーディオアンプ修理例 | |
NATIONAL S-50N 症状:正常に動作しない 他修理にて大雑把な補修の為ご依頼 PHONO:L側小さい カセットデッキ:L側歪みが大きい バリバリ音の発生 作業内容:内部電圧測定作業、信号経路調査、内部部品調査、ハンダ修正、各再調整作業、測定作業 以下詳細 1: パワーアンプ回路、電源回路 部品取り付けハンダが湿気のためハンダ不良(白化、砂状に劣化)を起こしている。 不良のハンダを取り除き、電解コンデンサー全数交換、トランジスタ交換2個(選別の上交換) ヒューズ白化劣化のため新品交換 2:パワーアンプ外基板 基板を本体より取り外し 同ハンダ修正作業 電解コンデンサー全数交換 *トランジスタ19個測定、選別品に交換 (パワーパック[IC]は除く) 3: ノイズが発生する。 メインボリューム取り外し、分解、清掃 バランスボリューム取り外し、分解、清掃 セレクタースイッチ(カセット、レコード、FM切り替え)部品取り外し、分解、清掃 4:カセット部 左の音に歪みがある。時々再生動作しない 回路上トランジスタ交換(選別)電解コンデンサー交換、ハンダ修正 再生動作確認、再生ボタンスイッチ動作部で配線が邪魔をしてる。修正作業 本体内部汚れが多い清掃、グリスアップ、自動停止動作部の動作確認、 自動停止動作部の本体パーツ欠損(過去修理で部品を取り外し?)、 動作のための欠損部分を補う作業をさせて頂きましたが、 消耗部分があるため修復を断念しました。 アースコード部(前修理)をカシメ部品を使用し正常な状態にさせて頂きました。 カンターゴム2本新品交換 5:PHONO部 左右でバランスが悪くなっている。調査の結果 カートリッジの不具合 カートリッジ生産終了、入手困難品でしたが中古正常品を入手の上分解、交換 時々まったく動作しなくなるモーター配線の 本体駆動部の清掃及びグリスアップ 6:電源コード 加工 新品交換 電源スイッチ部コードノイズの発生 配線新品交換 取り回しの修正 |