EAR オーディオアンプ修理例 | |
EAR859多数修理しています。 真空管交換、調整 電源トランス破損、出力トランス破損、真空管交換 オーバーホールのご依頼を頂きました。 ----------------------------------------------------------------------- EAR859 真空管交換、調整 コンデンサー、ボリューム交換 真空管ソケット交換 *真空管はお持込いただきました。 ----------------------------------------------------------------------- EAR859[EL309] 症状:パワー上がらない(歪みの発生)ノイズの発生 修理内容: 回路解析、各部電圧測定 歪みの発生:90mWより歪みが大きく発生(10%以上) 原因推定:前修理者さんによる修理または改造途中での断念 1:回路解析の結果 標準回路が変更されていることを確認 PCC88前段真空管にあった抵抗が焼損にて欠落 前修理者による抵抗取り外し及び抵抗変更 抵抗取り外し及びバイアス用プレートに欠損した抵抗を追加いたしました。 2:EL309パワー管のバイアス調整 抵抗追加による正常値への調整 ----------------------------------------------------------------------- EAR859 状態:真空管破損 検査、修復作業内容 回路上各供給電圧測定、確認 過去の修復箇所状態確認 基板ハンダ修正 真空管交換(お持込みEL509) 交換後、負荷(W数)測定 新品交換につき交換直後、数時間後の数値測定、監視作業 ノイズ、歪み測定 |
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EAR 861 状態:R側の音が出ない 検査、修復作業内容 回路上各供給電圧測定、確認 過去の修復箇所状態確認(基板パターン修復歴有り) 1:R側基板パターンの破損(過去修理で対策していない箇所) 基板パターン修復、今回の破損以外の個所も予防修復 L側基板ハンダ修正 *今後真空管ソケット、電解コンデンサを含めたオーバーホール作業を推奨 2:EL509カソード抵抗部焼けあり 熱対策としてカソード抵抗を許容W数の大きなものに交換 7Wから10Wへ交換 L側も同様に交換 前回修復時R側カソード部の電解コンデンサ2個交換歴有り L側が未交換の為、同様に今回交換 ノイズ、歪み測定 |
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故障症状:片側の音が出ない 修理内容:劣化破損抵抗交換、真空管交換、バイアス調整、各部配線検査 |
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EAR 8L6 状態:電源が入らない。焼損状態 作業内容:アンプ内部電圧測定、破損劣化部品交換、真空管交換、バイアス調整、調整後測定作業、 ボリューム交換、スイッチ交換、ACコード交換 1:焼損箇所及び原因の調査、真空管測定、アンプ内部各部電圧の測定、確認作業 パワー管個別測定 L側 数値ばらつき R側 数値劣化を確認 2:真空管交換及び焼損部品交換、数値調整、監視作業 パワー管交換時バイアス測定、監視作業が必要 パワー管EL34 L/R 8本交換(EL34 8本特性揃え)周辺抵抗交換、電解コンデンサ交換 交換に伴うバイアス調整作業、監視 3:前修理時にハンダ修正が行われていない。熱によるハンダ割れ、割れ予備軍多数の為 本体基板取り外し、修正作業 4:本体一部コンデンサ被覆劣化を確認 取り外し測定、規定数値減少の為交換 5:ヒューズBOX、ヒューズ破損 本体適合ヒューズBOX調査 新品交換 6:時々歪みが大きくなる。メインボリューム劣化 仕様数値確認、シャフト加工、新品交換 7:DIRECT SW劣化 時々入力できない 適合スイッチ部品調査 日本製に新品交換 8:ノイズ測定、歪み測定作業 サービス作業:アンプ内外ほこり汚れ清掃 規格外のねじ交換、ねじのみぞが状態劣化一部交換 |
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![]() メンテナンス完了 機能と主に外観もV型の美しさを取り戻しました。 症状:L側音が出ない L側真空管ソケット割れ、さび劣化(R側も同様に劣化) ユーザー様今後のことを考え、修理ともにメンテナンスご希望 |
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